2010年12月28日
自転車で「下り口説+徳之島の旅」2日目〜徳之島−2
自転車で「下り口説+徳之島の旅」2日目
いよいよ徳之島周遊です。
1日目はこちらを見て下さいね。
徳之島に着いてウロウロしている場面はこちら

とっても良い天気

暖かくて、薄手の長袖でちょうどいいです。
自転車で、島を時計回りに周遊しま〜す
徳之島はトライアスロンも開催されていて
アップダウンが結構あるって聞いてたけど、大丈夫かなぁ?
11:00 亀徳港スタート
(東)
市街地を過ぎると、一気に島の自然に包まれます。
左に雄大な海と水平線、海はリーフが発達しています。
右には濃い緑の山が

山肌には、あだん、モンパ、など沖縄島の海のそばと同じような植生で
さとうきびも植わっています。
一つ北の奄美大島に行ったことがありますが、
そこではこのような「琉球弧
」はあまり感じなかったなぁ。
お墓(東)

「いきなり、お墓かい!」と、つっこみが聞こえそう(笑)
墓石の形は本土と同じだけど敷地が広め
沖縄島と同じように親戚が集まれる様になっています
喜念浜(南東)

きれ〜い
島の砂浜はどこも白くて、ここも奄美大島との違い
沖縄と同じように暴風林として「もくまおう」が植わっています
古里の集落(南)

小さな集落ですが、大きな樹が素敵
集落を抜けると直ぐに小さな浜があります。
おじぃが、不思議そうに私と自転車を眺めてから
微笑みかけてくれました。

ハイビスカスの花は沖縄のよりも小振りで野生味があって
「バラ科」であることを思い出させます。
それから、こんなものも

島のあちこちにあって、30個くらいは見た!
う〜ん、やっぱりどこも基地はいらんよねぇ
伊仙町民族資料館(南)
なるほど、島の地質や植生は大体3つに分かれるのですね。
今いる南部は、石灰の地質でより沖縄らしいという訳です。
で、気に入ったのが、これ

牛さんが可愛い
のもあるけれどぉ、
「サトウキビを黒糖にするまで」の模型です
牛と木の枝が外れてしまっていますが
前方のターンテーブルを牛が歩いて回す

圧搾機を回転させてサトウキビを絞る

それを後にある小屋で煮詰める

黒糖完成
12月から4月はサトウキビの収穫時期で、ちょうど島のあちこちで収穫中。
「バシャギン」といって、芭蕉(ばななの皮)の織物もあります

う〜ん、ますます沖縄島より
伊佐闘牛場(南)
島には闘牛場がいくつかあって
東目手区闘牛場、伊仙闘牛場、犬田付闘牛場、松原闘牛場と
だいたいその集落の名前がついていて
集落ごとの楽しみであることが伺えます。
思ったより、こじんまりとした感じで
これくらいの方が臨場感があって盛り上がりそう
黒糖焼酎の酒蔵 発見

犬田布岬(南西)
11:00に出発して、いろいろな所に立ち寄って
スーパー太平でお弁当を買って、そこでおじぃと立ち話をしたのに
2時間後に到着とは優秀じゃぁないですか

おじぃが話してくれたとおり
鹿浦の集落あたりから一つ南の沖永良部島が見えました。
昔、おじぃは小学校の時に4日かけて島を1周したそうです。
現在、公式の島周は84kmですが、昔は道も整備されていなかったでしょうから
(具体的には橋梁がなく峠越えが多かった)100km近くはあったでしょう。
それが小学校の行事だったというから凄いですね!
この峠からも沖永良部島が良く見えます。
ここで一休み。と〜っても気持ちよいです。


でも、行く先をみると切り立った断崖絶壁
。

いや〜な予感が
・・・
やはり、そうか・・・
噂に聞いていたように、長い登りが続きました
頑張って登り終えると、あとはロングの下り
ぴゅーーーーっ
(どれくらいの速度が出ていたかはココでは言えません
)
平土野港(西)

丁度、船が停泊しています。船好きの女将としてはテンション上がる〜
船体のカラーリングはA-LINEと同じですが
こちらは「奄美海運」が運航しています。
亀徳港が島の東側にあるのに対して、島の西側に位置します。
鹿児島から、喜界島、奄美大島、古仁屋(奄美の南部)を経由して
徳之島、沖之永良部島を結ぶ航路の港。
神戸には、沖永良部島や徳之島の方が多いです。
私が着いた那覇行きの亀徳港からではなく
こちらの港から鹿児島まで奄美海運の船で
その先は今は無き寝台特急「那覇」で神戸、大阪までの旅路
だったのではないでしょうか?
ちょーうど船が出航するタイミングだったので、モチロン平走〜

徳之島空港
(北西)

なんともかわいい空港&飛行機
この飛行機は今から鹿児島に飛ぶそうです
港にはお土産やさんがないけど、こちらは充実していますよ〜
ムシロ瀬(北)

島には珍しい花崗岩の海岸線です。とっても雄大。
というか「火曜サスペンス」のロケ地?
南の「喜念浜」とは随分と表情が違いますね
蘇鉄のトンネル(北東)

ちょっと恐ろしげな感じです〜

蘇鉄は畑の防風林として植えられています

これ、蘇鉄の実。かわいい
赤い蘇鉄の実も熟れる頃♪ なんて唄もありますね〜
17:00 ゴーール!
走行距離:60km/アベレージ:20km
いろんなトコ見て、楽しめました
自転車での観光も可能です。皆様も是非
徳之島ぐるっとサイクリングの印象は
自然が変化に豊んで雄大であること。
それと、人が礼儀正しいところです。
スーパーのレジのおばさんもそうでしたが、
道路工事のおじさんは「大丈夫ですか?気をつけてくださいね」
子供たちも自転車で坂を上る私に「がんばってくださ〜い!」
という風に言葉使いが美しく丁寧。

さて、旅の宿は「民宿金見荘」
雄大な東シナ海に臨して、部屋は
オーシャンビュー!
お楽しみの食事はなんと!伊勢エビ鍋
地元では「長寿鍋」「漁なぐさみ」と呼ばれています

こうやって見ると、伊勢エビって結構グロテスクですねぇ
具を白い「蘇鉄味噌」スープに投入します。
蘇鉄は奄美大島でも食べられていますし、
徳之島や宿の周りにも沢山生えています。
ただ、蘇鉄味噌、蘇鉄の灰汁をぬくのがとっても大変なんです。
最後は「おじや」にしていただきます
黒糖焼酎が飲み放題!

でも、飲み過ぎには注意ね
音楽は「徳之島民謡」が流れていて
座敷の傍らには、奄美、徳之島民謡で使われる特有の太鼓が置いてあります。
太鼓まわりのギザギザがかわいいな。

お腹も一杯になって熟睡



すると目覚めには、こんなに素敵な朝日が!!!

東シナ海、バンザ〜イ
(つづく)
いよいよ徳之島周遊です。
1日目はこちらを見て下さいね。
徳之島に着いてウロウロしている場面はこちら





とっても良い天気


暖かくて、薄手の長袖でちょうどいいです。
自転車で、島を時計回りに周遊しま〜す

徳之島はトライアスロンも開催されていて
アップダウンが結構あるって聞いてたけど、大丈夫かなぁ?
11:00 亀徳港スタート

市街地を過ぎると、一気に島の自然に包まれます。
左に雄大な海と水平線、海はリーフが発達しています。
右には濃い緑の山が


山肌には、あだん、モンパ、など沖縄島の海のそばと同じような植生で
さとうきびも植わっています。
一つ北の奄美大島に行ったことがありますが、
そこではこのような「琉球弧

お墓(東)
「いきなり、お墓かい!」と、つっこみが聞こえそう(笑)
墓石の形は本土と同じだけど敷地が広め
沖縄島と同じように親戚が集まれる様になっています
喜念浜(南東)

きれ〜い

島の砂浜はどこも白くて、ここも奄美大島との違い
沖縄と同じように暴風林として「もくまおう」が植わっています
古里の集落(南)


小さな集落ですが、大きな樹が素敵

集落を抜けると直ぐに小さな浜があります。
おじぃが、不思議そうに私と自転車を眺めてから
微笑みかけてくれました。

ハイビスカスの花は沖縄のよりも小振りで野生味があって
「バラ科」であることを思い出させます。
それから、こんなものも

島のあちこちにあって、30個くらいは見た!
う〜ん、やっぱりどこも基地はいらんよねぇ
伊仙町民族資料館(南)
なるほど、島の地質や植生は大体3つに分かれるのですね。
今いる南部は、石灰の地質でより沖縄らしいという訳です。
で、気に入ったのが、これ


牛さんが可愛い

「サトウキビを黒糖にするまで」の模型です
牛と木の枝が外れてしまっていますが

前方のターンテーブルを牛が歩いて回す

圧搾機を回転させてサトウキビを絞る

それを後にある小屋で煮詰める

黒糖完成

12月から4月はサトウキビの収穫時期で、ちょうど島のあちこちで収穫中。
「バシャギン」といって、芭蕉(ばななの皮)の織物もあります

う〜ん、ますます沖縄島より

伊佐闘牛場(南)
島には闘牛場がいくつかあって
東目手区闘牛場、伊仙闘牛場、犬田付闘牛場、松原闘牛場と
だいたいその集落の名前がついていて
集落ごとの楽しみであることが伺えます。
思ったより、こじんまりとした感じで
これくらいの方が臨場感があって盛り上がりそう

黒糖焼酎の酒蔵 発見


犬田布岬(南西)
11:00に出発して、いろいろな所に立ち寄って
スーパー太平でお弁当を買って、そこでおじぃと立ち話をしたのに
2時間後に到着とは優秀じゃぁないですか


おじぃが話してくれたとおり
鹿浦の集落あたりから一つ南の沖永良部島が見えました。
昔、おじぃは小学校の時に4日かけて島を1周したそうです。
現在、公式の島周は84kmですが、昔は道も整備されていなかったでしょうから
(具体的には橋梁がなく峠越えが多かった)100km近くはあったでしょう。
それが小学校の行事だったというから凄いですね!

この峠からも沖永良部島が良く見えます。
ここで一休み。と〜っても気持ちよいです。

でも、行く先をみると切り立った断崖絶壁


いや〜な予感が

・・・
やはり、そうか・・・

噂に聞いていたように、長い登りが続きました

頑張って登り終えると、あとはロングの下り

ぴゅーーーーっ

(どれくらいの速度が出ていたかはココでは言えません

平土野港(西)
丁度、船が停泊しています。船好きの女将としてはテンション上がる〜

船体のカラーリングはA-LINEと同じですが
こちらは「奄美海運」が運航しています。
亀徳港が島の東側にあるのに対して、島の西側に位置します。
鹿児島から、喜界島、奄美大島、古仁屋(奄美の南部)を経由して
徳之島、沖之永良部島を結ぶ航路の港。
神戸には、沖永良部島や徳之島の方が多いです。
私が着いた那覇行きの亀徳港からではなく
こちらの港から鹿児島まで奄美海運の船で
その先は今は無き寝台特急「那覇」で神戸、大阪までの旅路
だったのではないでしょうか?
ちょーうど船が出航するタイミングだったので、モチロン平走〜



徳之島空港


なんともかわいい空港&飛行機

この飛行機は今から鹿児島に飛ぶそうです
港にはお土産やさんがないけど、こちらは充実していますよ〜

ムシロ瀬(北)
島には珍しい花崗岩の海岸線です。とっても雄大。
というか「火曜サスペンス」のロケ地?
南の「喜念浜」とは随分と表情が違いますね
蘇鉄のトンネル(北東)
ちょっと恐ろしげな感じです〜
蘇鉄は畑の防風林として植えられています

これ、蘇鉄の実。かわいい


17:00 ゴーール!

走行距離:60km/アベレージ:20km
いろんなトコ見て、楽しめました

自転車での観光も可能です。皆様も是非

徳之島ぐるっとサイクリングの印象は
自然が変化に豊んで雄大であること。
それと、人が礼儀正しいところです。
スーパーのレジのおばさんもそうでしたが、
道路工事のおじさんは「大丈夫ですか?気をつけてくださいね」
子供たちも自転車で坂を上る私に「がんばってくださ〜い!」
という風に言葉使いが美しく丁寧。





さて、旅の宿は「民宿金見荘」
雄大な東シナ海に臨して、部屋は


お楽しみの食事はなんと!伊勢エビ鍋
地元では「長寿鍋」「漁なぐさみ」と呼ばれています

こうやって見ると、伊勢エビって結構グロテスクですねぇ

具を白い「蘇鉄味噌」スープに投入します。
蘇鉄は奄美大島でも食べられていますし、
徳之島や宿の周りにも沢山生えています。
ただ、蘇鉄味噌、蘇鉄の灰汁をぬくのがとっても大変なんです。
最後は「おじや」にしていただきます

黒糖焼酎が飲み放題!

でも、飲み過ぎには注意ね


座敷の傍らには、奄美、徳之島民謡で使われる特有の太鼓が置いてあります。
太鼓まわりのギザギザがかわいいな。

お腹も一杯になって熟睡




すると目覚めには、こんなに素敵な朝日が!!!

東シナ海、バンザ〜イ

(つづく)
Posted by kayuibuni at 18:34│Comments(7)
│南島訪問
この記事へのコメント
俺もイセエビで、焼酎やりたいな~。
最近、ちゃんとブログを書いている!
心境の変化?
この調子で、来年はもっと更新して楽しませてください。
周りには、ネタになる変な人が、いっぱい居てるんやから~。
最近、ちゃんとブログを書いている!
心境の変化?
この調子で、来年はもっと更新して楽しませてください。
周りには、ネタになる変な人が、いっぱい居てるんやから~。
Posted by まさ at 2010年12月28日 19:36
僕の場合は自転車じゃないけど、
原チャで近場の島でも回ってみようかな?
原チャで近場の島でも回ってみようかな?
Posted by たかゆき at 2010年12月28日 19:42
>まささん
応援、ありがとうございます。
ブログが上がっているのには訳があります。
そう、心境の変化
それは恋
・
・
・
ではなく、
船での移動時間がたっぷりありずぎて
大筋のところを書きだめできたから。
ですので「今だけ〜」で〜すw
応援、ありがとうございます。
ブログが上がっているのには訳があります。
そう、心境の変化
それは恋
・
・
・
ではなく、
船での移動時間がたっぷりありずぎて
大筋のところを書きだめできたから。
ですので「今だけ〜」で〜すw
Posted by kayuibuni
at 2010年12月28日 20:05

>たかゆきさん
島ぐるっと一周って、楽しいです♪♪
原チャも気軽に止まってみたり
風や香りを楽しめますね。
自転車なら
なんと言っても、船の料金が安いし
ダイエットできる!カナ?
島ぐるっと一周って、楽しいです♪♪
原チャも気軽に止まってみたり
風や香りを楽しめますね。
自転車なら
なんと言っても、船の料金が安いし
ダイエットできる!カナ?
Posted by kayuibuni
at 2010年12月28日 20:17

面白い〜そう…芭蕉は衣類になって扇芭蕉は旅人の喉を潤すと言われてて〜ソテツのトンネルも〜島良いねっ
Posted by りょうちゃん at 2010年12月28日 21:42
りょうちゃん さん、コメントありがとうごさいます。
&レス遅くなってすみませんでした。
ほぉぅ〜、「扇芭蕉は旅人の喉を潤す」とは!?
調べてみたら
「葉の重なっている部分に雨水が溜まり、旅人がこれを飲み水として利用したことから」らしいですね。
「タビビトノキ(旅人の木)」とも呼ばれているところが何となくロマンがあっていいですね。
楽しい情報ありがとうごさいます!
&レス遅くなってすみませんでした。
ほぉぅ〜、「扇芭蕉は旅人の喉を潤す」とは!?
調べてみたら
「葉の重なっている部分に雨水が溜まり、旅人がこれを飲み水として利用したことから」らしいですね。
「タビビトノキ(旅人の木)」とも呼ばれているところが何となくロマンがあっていいですね。
楽しい情報ありがとうごさいます!
Posted by kayuibuni
at 2011年01月04日 13:11

̂Ȃɂ͔ގȂ̂ł傤HϋɐHepHtFHBȎł͂Ȃ̂ł
Posted by ގłȂ at 2011年06月15日 04:57